禁煙

2010-05-16

喫煙は癌、心臓病、脳卒中・閉塞性肺疾患の大きな原因であり、最近増加している糖尿病や、メタボリック症候群の発症にも関係します。たばこの煙のなかには200種類以上の有害性物質が含まれており、周囲の人の健康にも害を与えます。禁煙後速やかに癌や動脈硬化疾患のリスクは徐々に低下します。イライラ・集中力低下などにより禁煙が難しい原因は喫煙がニコチンに対する薬物依存症だからです。タバコを吸いたい気持ちはニコチンによる症状、及び心理的依存(くせや習慣)ですので、ニコチンパッチによりその症状を抑制することにより禁煙の補助をします。しかし禁煙者の約7割は再喫煙します。禁煙成功のためには繰り返し治療する必要があります。

治療

徐々にタバコの量を減少していき、完全に禁煙する日を決定します。ニコチン離脱症状がおきないように、当院ではニコチンパッチを使用することをお勧めしています
おくすり
1)ニコチネルTTS  30 1日1回1枚貼付 2-4週間

離脱症状の状態によりと用量を減らします。
2)ニコチネルTTS 20 1日1回1枚貼付 2-4週間
3)ニコチネルTTS 10 1日1回1枚貼付 2-4週間

ニコチネルTTSは自費負担となります。
 
禁煙に失敗した場合

 禁煙1-2週目ではイライラなどのニコチンの離脱症状が多く失敗することがあります。
離脱症状が出なくなった時期でも油断やストレスはタバコを再開させることになるため注意してください。
一本吸っても失敗!徐々にタバコの本数が増えます。しかし失敗しても何回も再挑戦できます。

禁煙は成功するまで何回でもチャレンジしてください。

禁煙の効果

健康的(生活習慣病、心筋梗塞、脳卒中、癌のリスクが減少する)経済的、(タバコに使っていた費用分、健康被害による医療費削減、生命保険も安くなる)タバコによる周囲からの冷たい視線がなくなる、体力の回復、食事がうまい(味覚、臭覚の改善)、肌がきれいになる、ヤニの汚れがなくなる、タバコ臭がなくなる 、タバコによる火事の心配がなくなる、家族や周囲の人に迷惑がかからない 、ライターや携帯灰皿など持ち歩かなくても良くなる 

禁煙による禁断症状(ニコチン離脱症状)とはどんな症状?

タバコが吸いたい気持ち 、動悸、イライラ感、落ち着かない、集中できない、頭痛 、体がだるい 

禁煙による禁断症状(ニコチン離脱症状)のピークは?

禁煙開始から1~2週間です。
ピークは禁煙開始の1週目が多いようです。(禁煙開始から2日後に体内からニコチンが完全に消失するため)

禁煙を始める前に

準備はどうすればいいか?
  • 禁煙の理由や目標を決め、絶対にタバコをやめるぞという強い意志を持とう!
  • 禁煙外来受診するのもひとつの手です。禁煙のサポーターをつくりましょう。
  • いつから禁煙を始めるか、開始日を決めましょう。 それまでになるべくタバコの本数を減らしましょう。
  • 禁煙することでご褒美を得よう!
  • 喫煙習慣を変えておきましょう。(タバコを買わない、朝起きて直ぐに吸わない、車や家では吸わない等)
  • 自分の喫煙習慣を振り返り、シーンやクセ等から自分に合った吸いたい時の対処法を考えておきましょう。 
  • タバコ、ライター、灰皿をは捨ててしまおう!(タバコを吸える環境を作らない)

 

タバコを吸いたい時の対処法
  • ニコチンパッチが効果的、ニコチンガムを噛む、禁煙パイポを使用する
  • 熱いお茶、コーヒーを飲む。
  • 好きな音楽を聴く
  • サポーターに応援してもらう。
  • 深呼吸をする。(意外と効果あり、数回鼻から吸って口から吐く動作をゆっくりする)
  • 歯磨きをする。
  • 軽く体を動かす。
  • 散歩をしましょう。
  • シャワーを浴びる。
  • 禁煙の目的を思い出す。
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