糖尿病合併症
現在700万人近くの人が糖尿病に罹患していることが言われている。糖尿病にかかると、目が見えなくなったり、足が痺れたり、透析が必要になったりすることがある。血糖値をコントロールすることで合併症を防ぐことができるが、現実には糖尿病の治療をせずに合併症が起こる人が多くいます。
糖尿病の本当のこわさは、いつの間にか起こってくる合併症です。糖尿病に長くかかっていると細い血管がおかされされ、いわゆる糖尿病3大合併症が起きてきます。
- 糖尿病性網膜症(目の障害)

- 糖尿病性腎症(腎臓の障害)
- 糖尿病性神経症(神経の障害)
また動脈硬化症(心筋梗塞、脳梗塞)も発症しやすい。
糖尿病体験談
糖尿病性網膜症
糖尿病性網膜症により視力を失った患者。
「見えないということは全てをうしなうようなもの」と話されています。仕事一本で頑張っており、健診で血糖値異常は指摘されていたが、病院にかからず、放置していた。空腹時の血糖値が300以上となっていた。教育入院することになったが、目の合併症が進行しており、凝固療法も施行していた。職場に戻り徐々に付き合いで不摂生な生活に戻ってしまっていたところ、ある日突然目の前が真っ赤になってしまった。これは眼底出血の症状であり、以後は視力を失った生活をすることとなった。60歳以上の糖尿病患者の4人に1人は網膜症があるといわれている。さらにこの患者は心臓や腎臓の合併症も併発し病院通いの生活がつづいている。
糖尿病性腎症
糖尿病性腎症で透析が必要となった患者。
若いころはスポーツマンであった。糖尿病を指摘され、初めは食事療法を守っていたが、しだいによく食べ、よく飲む生活に戻っていた。いつしかいくら食べても太らなくなり、徐々に体のむくみが出てきて、病院にいくと透析が必要と宣言された。新規透析患者の3割は糖尿病が原因です。透析が始まると週3回数時間体を拘束されます。この患者は今までしていた仕事の一線から身を引かないといけない状態となった。過去の不摂生に対する後悔は大きいようだ。
糖尿病性神経症
糖尿病性神経症で足切断となった患者。
10年ほど前より糖尿病を指摘されていたが、症状がないため放置していた。靴ずれをおこしていたが、痛くも痒くもない状態であった。血糖値が高いと傷が治りにくくなり、痛みも感じないため最悪の場合足切断するしかなくなります。「足がなくなってみると切なく、悔しい気分になる」と語っています。糖尿病性神経症は糖尿病の患者に一番よく見られる症状です。
合併症予防するポイント
- 正しい治療生活
- 血糖値を正常に近づけましょう。
- 体重・血圧、コレステロールを良い状態に保つ
- 自覚症状がなくても動脈硬化の検査をうけましょう。血糖値、HbAic、頚動脈エコー、心電図、脈波血圧検査
たいした自覚症状がないことからくる油断により、糖尿病の治療を医師や配偶者に任せてはいけません。自分が自覚しないと糖尿病の治療は始まらないと肝に銘じて下さい。
糖尿病患者さんへメッセージ
糖尿病の患者さんへ:糖尿病を簡潔に説明
糖尿病薬について:糖尿病薬について解説
糖尿病運動療法:運動療法の実際について解説
糖尿病グラフィティー:糖尿病患者さんへメッセージ
糖尿病合併症:糖尿病合併症の体験談を含めて解説しています。
動脈硬化抑制:生活習慣病から血管を守るためにはどうすればよいか。
食後高血糖:食事の後の血糖を下げるにはどうすればよいか。
糖尿病と高血圧:糖尿病に高血圧を合併している人は注意!
現代養生訓 参照
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