心不全とつきあうために
10月 18th, 2010 by admin
心臓は血液を循環させるポンプの役割を担っている。高血圧では心臓は強い力が必要となり、疲労し心肥大を起こします。また心筋梗塞などで心臓がダメージを受けると心臓のポンプ機能が低下します。
心臓は生命誕生後、生涯拍動を続けますが、その心臓の機能が低下すると、血液の循環が悪くなり、息苦しさ、浮腫などの症状が出てきます。人の血管を一本につなげると地球2週半の長さといわれ、驚くべきことは、この長さの血管をこぶし大の心臓がくまなく血液を循環させていることだ。最近糖尿病、高血圧などの生活習慣病から心不全を起こす患者さんの増加を実感しています。
心不全になるとどうなるか?多くの患者さんが入退院を繰り返し、生活の質を下げることとなります。現在の医療で一度起こった心不全を根本的に治すことはできませんが、症状をコントロールすることは可能です。
心不全の薬
- ACE阻害薬、ARB:血管を拡張して心臓の負担を軽くする。直接心臓を守る働きがある。
- 利尿薬:余分な水分や塩分を尿として排出する。
- ジギタリス:強心薬
日常生活の改善点
- 食塩の摂取を控えること(一日6g程度)
- 暴飲、暴食、水分の取りすぎには注意しましょう。
- 症状が安定しているときは適度な運動をしましょう。(症状や体力にあった運動が必要)
- 風邪の予防
- 長時間の飛行機旅行、高地への旅行は主治医に相談しましょう。
- 体重を自己チェックしましょう。(急激な体重増加は心不全の悪化の可能性があります。)
- 息切れ、むくみ、疲労、食欲不振などの自覚症状に注意しましょう。
- 心不全予防、早期発見のため定期的に検査をうけましょう 血液検査、胸部レントゲン検査、心電図、BNP検査(心機能のチェックが可能)