不眠症

9月 1st, 2011 by admin

不眠症は夜間に就床してるにも関わらず、よく眠ることができずに、日中に眠くなり生活の質の低下がみられます。

 
眠ることができないのか、睡眠の途中で覚醒するのか、早朝に覚醒するのか、または熟眠できないのかなどを確認させていただきます。
実際は眠れていないと訴える患者さんでも眠れていないと感じているだけであり、本当は結構眠れていることが多いようです。
 

一過性の不眠

不眠の訴えは成人一般人口の約2割にみられる。試験や仕事などの心配事や気がかりなことがあると入眠障害、中途覚醒が起こるが、これらは一過性のもので心配ないと考えます。
 

慢性の不眠

不眠を恐れる気持ちが強くなると、就床時刻が近くなると眠れないのではないかという気持ちが強くなり、そのこと自体が、かえって眠りが妨げられるという悪循環となることがあります。いわゆる不眠恐怖症の状態は頻度が高く、生活指導,および不眠のタイプに応じた作用時間の睡眠薬を投与します。
 

生活習慣改善

  • 朝シャワーを浴びる
  • 起床時水分、牛乳などを一杯飲用する。
  • 寝る前にお風呂に入る。
  • 午前中20分ほどの日光浴。
  • 夕方~夜間にかけての運動
 

生活環境を整える

  • 寝具を自分に合ったものにする(枕など)
  • 音、温度、湿度、明るさ等 眠りやすいように
 
 
床の中で過ごす時間がこれを大幅に超えている場合にも種々の不眠が起こる。生活指導,および不眠のタイプに応じた作用時間の睡眠薬を投与します。
 
その他様々な内科的疾患を合併することもあり、採血などをして異常がないか調べます。
 
その他疾患
むずむず脚症候群:成人一般人口の3%。足がむずむずする、下肢を動かさずにいられなくなり眠れない。
 
うつ病  :不眠はうつ病にの症状、うつ状態、やる気が起こらない集中力の低下など
 
不眠が持続、精査のためには睡眠ポリグラフ検査による夜間睡眠の評価が必要になる場合があります。

認知症

5月 17th, 2010 by admin

認知症とは、加齢とともに徐々に知能が低下することであり、以前は痴呆といわれていました。脳血管性認知症、、アルツハイマー型認知症、その複合型が多いと考えられています。認知症患者は増加しており、すでに200万人を突破しました。

症状

人格の崩壊(性格ほ変化)
物、人の名前が出てこない
同じことを何度もいったり、聞いたりする
物をなくす

認知症は病気であり、単なる物忘れではありません。認知症は記憶、判断力低下などにより社会生活に支障をきたします。
上記のような症状が頻回に出現した場合病院に受診して下さい。認知症の検査をさせていただき、症状にあった生活指導、内服加療をさせていただきます。

アルツハイマー型認知症

認知症をきたす疾患の中で一番多く、原因は不明です。脳が萎縮して知能低下や人格の崩壊がおこる病気です。
古い記憶は覚えていることが多いですが、最近の出来事を覚えることができません。そのため同じことを何度も何度も聞きかえしたり、置き忘れが多くなります。CTやMRIなどの検査では軽度の脳の萎縮を認めます。

 

脳血管性認知症

脳の血管が詰まったり(脳梗塞)破れる(脳出血)ことによる認知症。脳卒中発作後に、症状が現れたり、段階上に進行することが特徴です。脳血管性認知症は、障害された場所により症状が起こり、まだら状に低下し、記憶障害がひどくても人格や判断力は保たれていることが多いのが特徴です。脳の障害の部位により、麻痺、呂律障害、尿失禁、などの症状が早期からみられることもあります。
不整脈、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病や生活習慣(食生活、運動不足、喫煙など)
を伴うことが多く、生活習慣の改善、及び、合併症の治療も重要となります。

 

認知症は本人に病識がなく、病気であることを受け入れられない患者が多いのが特徴です。
認知症は介護する方が理解していただくことが大事です。

 

 

 

うつ病(躁鬱病)

5月 10th, 2010 by admin

最近うつ病、うつ状態の患者が増加している。当院では軽症の鬱病の患者の投薬治療をしています。

うつ病の診断基準 

抑うつ気分または喜びの消失
不眠または過眠
集中力の低下
判断力の低下
自責感
希死念力
体重変化
苛立ち 

 (最初の一項目とそれ以外4つ)
 

治療

薬物療法,精神療法などがあります。

治る病気であること、十分な休息と服薬の必要があること、重大な決定は回復後に行っていただくように説明させていただきます。御家族に対しても精神的支えとなっていただき、励ます行為や無理やり気分転換をはからせることは逆効果です。

薬物療法

軽症・中等症 

1)パキシル (10・20mg) 10-20mg 分1より開始し最大40mgまで増量

2)3)のいずれかを追加することもあり
2)デパス (0.5mg) 3錠 分3
3)ソラナックス (0.4mg) 3錠 分3
 
不眠
マイスリー、レンドルミン、ハルシオン

 

症状が消失した場合には,直ちに投薬をやめるのではなく、そのままの投与量を半年間継続したあと減量します。投薬を中断すると症状が再燃しやすいことが報告されています。

維持期治療

治療を再発を繰り返す場合は、長期間の内服を行います。

躁エピソード DIGFAST

Distractability(注意の転導性の亢進)
Insomnia(不眠)
Grandiosity(誇大妄想)
Flight of idea(空想の高まり)
Activity(行動)
Speech (語り)
Thoughtlessness(思慮不足)

双極性障害は リーマスまたはデパケンが中心

 

下記の症状をチェックしながら診断を進めます
 

うつ症状 M

不眠、倦怠感、集中力低下、判断力低下、自責感、抑うつ気分、喜びの消失、意欲減退、希死年慮、体重減少、いらだち

そうエピソード

ハイテンション、寝る必要なし、いつもの自分と違う、他人より躁状態といわれる、何日つづくか、周期的

不安障害 A

GAD 心配性
PD  パニック発作
OCD 手をあらう、数える、何度も確認
PTCD 
SAD あがり症

精神病症状 P

幻声
考想伝播 考想奪取 考想吹入
被操作的体験
自生思考
気づき亢進
被注察感

専門医コンサルトする場合の基準

希死念慮が強い場合
躁転した時
不眠が持続
家族歴(うつ、自殺、統合失調症)

躁転のポイント

うつ病の治療の中で薬の作用もあり躁状態になることがあります。
下記の症状があれば専門医コンサルトします。

うつからの回復が異常に早い場合
激しく躁病エピソードある場合

自殺について

最近自殺することが増加しています。特にうつ病患者は自殺のリスクが高く、
鬱病の治療のなかで一番重要な点は自殺を防ぐことです。希死念慮がある場合はリスクを評価します。

質問内容

もうあまり希望を感じないですか?
いっそ、いなくなりたいと思いますか?
死んでしまったほうが楽だなと思いますか?

強い希死念慮

死ぬ方法について考えますか?
ずっと死ぬことばかり考えていますか?
実際に死のうとしていますか?

上記のような症状でYESがある場合

家族に観察していただき、よく話を聞かせていただきます。
そのような症状は病気の症状としてあるもので、治療したら必ず改善します。
周りの人を傷つけることになり、自殺しそうになった場合必ず誰かに連絡をとるように指導させていただきます。緊密な経過観察、専門医コンサルト、入院検討させていただきます。

治療

睡眠調整(セロクエルなど)

 

不安 パニック発作

治療

不安症状が起こらないように治療させていただきます。少しずつ症状が改善するよう
下記の薬で調整します。
ソラナックス、デパス
SSRIが重要

ソラナックス(0.4)+βブロッカー(インデラル)
パキシル(2週間おきに増量可能、 MAX 40mg

 

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