Archive for the ‘精神疾患’ Category

たくさん泣いた後はなぜ眠くなるのか?

2017-01-13

話題の出来事のQ&Aをウォッチ(観察)しながら、コラム形式で皆様に紹介していくサイト「gooウォッチ」コラムで、「たくさん泣いた後はなぜ眠くなるのか?」に関しての取材を先日受けました。鈴木院長のコメントが1/12日付け「教えてgoo」および関連サイト(Yahoo JAPAN ネタりか, グノシー, ライブドア ニュース,exciteニュース, mixiニュース, zakzak by 夕刊フジ) に掲載されました。

nemui

メンタルヘルス研修会

2012-10-23
10月1日に九州電力営業所、10月22日に九州電力電力所でメンタルヘルスに関しての職場研修会をさせていただきました。
最近のストレスフルな社会の影響でメンタルヘルス不調を来す人は増加の一途をたどっています。
身体的な病気は他人からも理解されやすいですが、心の病気は自分が自覚しない限り誰も理解してくれません。
職場におけるメンタルヘルスケアの第一段階である「セルフケア」を周知徹底させることが今回の研修の目的です。
抑うつ尺度SDS(Self-rating Depression Scale)やアルコール依存症スクリーニング試験のAUDITなど各自点数をつけていただき、研修内容に盛り込みました。
メンタルに関しての知識、理解が深まり、各自の健康管理意識向上していただければよいのですが・・・ 以下は研修内容です。
 
 
 

メンタルヘルスについて

九州電力 大牟田営業所・大牟田電力所 産業医 長岡内科医院 鈴木飛鳥
 

メンタルヘルス

精神面における健康のこと
精神的な疲労、ストレス、悩み、などの軽減・緩和とそれへのサポート。
うつ病などの心の病気(精神疾患)の予防を目的とした場面で使われる。
 
メンタルヘルスケア
「心の健康」損なわないための予防
 

心の健康づくり 健康日本21(厚生労働省)

1.自分の感情に気づいて表現できること  (情緒的健康)
2.状況に応じて適切に考え、現実的な問題解決ができること (知的健康)
3. 他人や社会と建設的でよい関係を築けること  (社会的健康)
4.人生の目的や意義を見出し、主体的に人生を選択することと (人間的健康)
 
 

傷病別受療率

医療施設に入院あるいは通院患者数と人口10万人との比率を「受療率」という。
以前多かった結核などの感染症は減少
生活習慣病の高血圧、糖尿病は増加
 
 

精神障害増加

日本経済の停滞、社会が複雑化しストレスが増大し、欝状態や神経症、心身症状態をが増加しています。
 
 

現代社会と心の健康 ーよりストレスフルな時代へー

社会の変動
技術革新、情報化の進展、価値観の多様化や生活様式の変化など社会の変動がみられ、日常的に緊張状態におかれていると言える状況にある。
 
ライフサイクルや家庭環境の変化
平均寿命の伸長に伴い定年後の期間が延長するなど、個人のライフサイクルに変化がみられ、また、核家族化の進展により家族構成や家族の機能も変化してきている。
 
職場や仕事の変化
産業構造の変化や機械化・OA化などにより、仕事の中身や労働環境が変化し、その変化への対応が求められている。また、職場の人間関係についても変化がもたらされている。
 
 

国内における自殺者数の推移

95年阪神大震災 97年金融不況 99年派遣法改正
1998年より3万人を超えている状態
 
男性が多く、先進国で最も高いレベル!
約半分はうつ病での自殺している。
派遣と貧困の問題を解決しないと自殺者は減らないといわれています。
 
 

「メンタルヘルス不調」とは

精神および行動の障害に分類される精神障害や自殺のみならず、ストレスや強い悩み、不安など、労働者の心身の健康、社会生活および生活の質に影響を与える可能性のある精神的および行動上の 問題を幅広く含むものをいう。 
 
 

うつ状態・うつ病について

 
人のこころはいつも元気というわけではありません。仕事でのミス、失恋、家族関係など
ほんの些細な出来事で、落ち込んだり、傷ついたりしてこころが不安定な1日を過ごすこともあります。
           しかし
たいていの場合、人は数日もすると回復して
また元気に“頑張ろう”と思える力をもっています。
         ところが時に
いつまでも気持ちが沈んだままで復活しないことがあります。
このような状態をうつ状態といい
これが2週間以上も続くような場合
うつ病を考えていく必要があるのです。
 
 

抑うつ尺度SDS(Self-rating Depression Scale)

抑うつ状態因子は「憂うつ、抑うつ、悲哀」「日内変動」「啼泣」「睡眠」「食欲」「性欲」「体重減少」「便秘」「心悸亢進」「疲労」「混乱」「精神運動性減退」「精神運動性興奮」「希望のなさ」「焦燥」「不決断」「自己過小評価」「空虚」「自殺念慮」「不満足」の20項目から構成
本邦では福田らの判定で
40点未満「抑うつ状態はほとんどなし」
40点台  「軽度の抑うつ性あり」
50点以上で「中等度の抑うつ性あり」
 一般臨床においてSDS50点以上になるとうつ傾向があると判断。
 
 

うつの治療

基本は,休養と服薬
“がんばれ”,“気のもちようだ”などの表現は避ける.
冷静な目と暖かいまなざしをもって,症状を受け止め,安心を与え,休養を促し,回復を待つようにする.
 
 

健康管理(産業医活動)

①事業所に出向き健康相談や職場を見てまわる
 
②残業の多い職員と面談をし、過労死・過労自殺を防ぐ
 
③休職者の職場復帰として、定期的に面談を行う。また、事業所には体制づくりを提言していく
 

4つのケア

(1)セルフケア…本人がストレスに気づき、対処するための知識や方法を身に付け実施することです。
(2)ラインによるケア…職場環境の把握と改善を行い、部下からの相談に対応、職場復帰の支援などをすることです。
(3)事業場内産業保険スタッフ等によるケア…産業医、衛生管理者、保健師、などが行うサポートのことです。
(4)事業場外資源によるケア…産業保険(推進)センター、医療機関、臨床心理士などによるサポートのことです。
 

ストレスとは

何らかの刺激によって生体に生じた歪みの状態を意味している。元々は材料力学上の言葉で例えばスプリングを引き伸ばしたり、ゴム球を押し縮めたりした時にその物質の内部に生じた応力
 
 

急性のストレス

ストレスホルモンとも呼ばれるコルチゾール(ヒドロコルチゾン)は、活動性・興奮性を高めるアドレナリン(エピネフリン)やノルアドレナリンの分泌を抑制して、過剰な緊張状態を緩和して身体の正常なホメオスタシスを回復しようとします。ストレスに対する防衛反応として自律神経系が作用する『闘争‐逃走反応』が形成されますが、危険を回避できない時や外敵による死の恐怖が間近に迫っている時には、全く身動きできずに固まってしまう『凍りつき(緊張性静止)』が起こることがあります。
 

慢性のストレス

闘争・逃走反応は、本来は緊急事態が過ぎ去った時には、ただちに消失するはずの性質のものです。しかし、慢性的なストレスのために消失しない状態が持続すると、自律神経系の働きに変調をきたしてさまざまな心身の病気にかかる可能性があります。
 
 

睡眠時間と抑うつ状態の関係(OR)

睡眠時間が6時間未満で要注意
5時間未満の場合では非常に危険!
 
 
 

ストレス対処法

ストレッサー対処(ストレスとなる刺激にどのように対処
Avoid(ストレッサ-の回避)
Alterストレスの原因を変える、変容)
Accept (受容・受け入れ)
 
ストレス対処(ストレス反応に対する対処)
Rest(休養)
Recreation (気晴らし・気分転換)
Relax (リラックス)  
 
ストレス耐性(過剰なストレスに耐えられる状態をもつこと)
Support system(援助・支援・支持) 
Style of life(生活習慣);規則正しい生活習慣を継続すること
Self-confidence(自己信頼・自己評価);自分を信じることです。
 

7つの健康習慣

べロックとブレスロー 1983年〜
1. 睡眠を十分にとる
2. 肥満にならない
3. 身体の運動をする
4. 喫煙をしない
5. 酒は適量以下にする
6. 朝食をとる
7. 間食をひかえる
これが3つ以下の人は6つ以上の人と比較し寿命が約12年短くなるという研究がある。
 

まとめ

健康を担うのは、身体面はもちろんですが精神面も重要。
 
体調不良や意欲の喪失(があるときは、
(1)家族、友人に相談
(2)同僚、上司に相談
(3)職場の衛生担当者、産業医に相談
(4)必要があれば内科医、精神科(心療内科)を受診
 
困ったとき、困っている人に気づいたときは相談したり、
声をかけ話をきいてみましょう!
職員一人一人に思いやりがある職場を目指して下さい。
 

うつ病・パニック発作:うつ病により自殺する患者が増加しています。

うつ病(メンタルヘルス):うつ病の原因、経過、職場復帰、自殺予防方法、

メンタルヘルス研修会:九州電力でのうつ病研修の内容

うつ病(メンタルヘルス)

2012-03-05

うつ病は近年急増している病期です。厚生労働省の統計によると、自殺患者は年間3万人を超え、さらに増加傾向にあるとのことです。うつ病についての理解、医療機関への受診、

正しい診断のもと治療が望まれています。
 

うつ病患者急増!

社会の構造やシステムの変化などに伴う変化によるストレス、会社の業績悪化による加重労働、人間関係の希薄化などによりうつ病患者が急増しています。
医療機関ではうつ病の診断基準が簡略化されたことで、軽度のうつ病は一般の内科でも扱われるようになりました。
うつ病は「心の風邪」ともいわれ誰でも罹患する可能性がります。以前は特殊な病期で、一般人から敬遠される傾向もありました。精神科受診は依然敷居が高く、患者の理解が得られないことも多く経験しました。
うつ病は心の病気のため、多くの症状を抱え病院を受診しても、検査正常のため「気のせい」としてかたづけられてしまうこともあります。一般的にうつ病患者はまじめで、頑張り屋のため、症状が重篤化するまで周囲がきづかない傾向があり、注意が必要です。
 

うつ病の症状

うつ病の症状は?誰でも憂うつ感は感じることがありますが、うつ病の憂うつ感は強く、長く、周囲の人にわかりにくいという特徴があります。
チェックリスト

1 最近2週間の状態

ほとんど毎日、1日中、湯良い憂うつ感、悲しさ、むなしさ、空虚感を感じる
ほとんど毎日、1日中、何をやってもつまらなく感じ、喜びを感じない

2 最近2週間の状態

食欲がないか、逆に食欲がありすぎる
ひどく眠れないか、逆にひどく、眠りすぎる
イライラしてしかたないか、動作がひどく低下している。
ひどく疲れやすい、だるさが極端
自分をどうしようもない人間だ、悪い人間だと自分を責める
考えが進まず、集中力、決断力が落ちた状態がつづく
自殺を繰り返し考える
 

3 1、2の症状のため苦しく、仕事や家事、学業に支障がでている。

 
 

うつ病 性格

うつ病になりやすい人の性格は真面目で几帳面、地道に努力をする、完璧主義、他人の気持ちを考える、頼まれると断れない(メランコリー親和性性格)特徴があります。
これらの性格であるが故に周囲の信頼も厚く、他人に相談できずにストレスを貯め、うつ病を発症することになります。
その他に活発でリーダーシップをとる(循環気質)、自信がなく、些細なことで悩む(神経質)、対人関係で不信感を持ちやすく、状況により気分が変わりやすい(情緒不安定)などの性格がうつ病の病前性格といわれています。
 

うつ病のタイプ

大うつ病

患者の数が最も多く、一般的なうつ病

双曲性障害

双曲性とうつ状態と躁状態、双曲する2つの状態をもったもの(躁うつ病)

気分変調症

うつ症状は比較的軽度なのですが、症状が2年以上持続しているタイプ

非定型うつ病

最近若い女性で増加しており、うつ症状はあるが、良いことで気分が改善するなど、一般的なうつ病ではなく、非定型なうつ病。
過食、過眠、倦怠感が特徴、気分が変わりやすくく、甘えや自己愛が強い傾向がある。
うつ病と違い休養が良いとは限らず、出来る範囲で仕事をこなし、生活リズムを整えることが大切。
 

仮面うつ病

うつ症状より身体症状がメインのため、うつ病の診断が難しく、仮面をかぶったようようなところから命名されている。
 

うつ病の経過

うつ病の発症は特定が難しく、いつのまにか以前と違う?などで気付くことが多いようです。うつ病の苦悩は強く、自然経過でも1年程で軽快することもありますが、早期発見により苦痛を除去することが自殺のリスクを低減させるといわれています。
抗うつ薬などによる薬物療法で約7割の患者に効果があり、それに睡眠薬や抗不安薬を併用すること治療効果を上げます。ちなみに抗うつ薬は効果発現まである程度時間がかかります。
症状が改善してもうつ病を繰り返すことがあり、すぐに内服を中止せず、徐々に減量することが多い
 

うつ病の原因

うつ病に関連する遺伝子は発見されてきていますが、性格や環境などの影響が深く関連していると考えられています。
ストレスや疲労状態が持続すると脳神経細胞の機能や神経伝達物質の量が変わったり、脳の血液循環が減少したりします。
うつ病の発症にはストレスが関係しており、喪失体験(死別、失恋、離婚、病気)環境の変化(異動、退職、引っ越し)によりうつ病を発症するきっかけになることがあります。
 

うつ病の人の性格

完璧主義:白か黒かをはっきりさせることが多く、中途半端ができない
何でも悪い方向に考える:悪いところばかりに焦点をあて、良い出来事に注目しない。
考え方が飛躍している:多くの可能性があるのに、最悪のケースばかり考える
自分はダメな人間だと考える:何をしてもだめだと、他の方法や可能性を考えれない
自分のせいにする:物事の結果に対し関連がなくても自分のせいだと考える。
 

職場でのうつ病

30-50歳代の世代での自殺が増加。多くの方がうつ病に罹患しており、職場でのメンタルヘルスが注目されています。
産業構造の変化や経済の減速、会社の経営状態の悪化により、業務増大、加重労働などのストレスによりうつ病を発症する人が増加しています。
仕事でのミスや、性格の変化、倦怠感などの身体症状などにより見つかることがあるが、周囲が気付きにくいことが特徴である。ギリギリまで頑張り、自殺を図るケースが見受けられるため、職場の同僚、上司などがいち早くサインを見つけることが大切です。

治療

基本は休養をとること
抗うつ薬により症状を改善させた後に、
家族、精神科医、産業医、企業のメンタルヘルス対応部署の連携により、面談、リハビリを繰り返しながら復職する。
(回復が不十分であるとうつ病が再燃することがあり、注意が必要)

認知療法

うつ病患者は考え方に偏りがあることが多く、認知慮法はその考えを気付かせ柔軟なものごとの考え方ができるようにする治療法です。
治療の第一歩は「ある出来事に対しその受け取り方は色々ある」ということを理解させることです。
日常行動表、思考記録をつけることにより、自分の物の見方をチェックし、合理的反応(別の見方ができないか)を検討します。
認知療法では自分を客観的にみつめることができるようになり、思考記録を繰り返すことにより気分が楽になることが多く、うつ病症状の改善が期待されています。
 

うつ病患者への対応ポイント

生活のリズムを整える(3度の食事、午前中の日光浴、散歩)
頑張らせすぎない。
以前と同様に接する
「なんとかなるさ」とにかく「あせらない」の考え
重要な決定は先送りにする
上司は仕事の管理を細やかにし、責任のある仕事を避け、仕事を抱え込まないようにする
 

復職支援

うつ病の症状が改善して職場復帰を果たしたとしてもすぐに症状が再発してしまう例が多く見受けられます。原因としては長期間仕事を遠ざかることによる体力、作業能力の低下です。そのため企業では復職支援プログラムにより、スムースな職場復帰を目指しています。
仕事を開始するためにはある程度の体力が必要です。生活のリズムを整え、仕事の作業効率を上司がチェックしながら徐々に仕事量を増加させます。
対人関係も、長期間の在宅生活でコミュニケーション能力が低下しているため、段階を踏んで交流していくことが望まれます。
なにより上司、同僚などのうつ病に関する理解が大切です。
 
 

自殺を防ぐために

自殺の原因としてうつ病が5-7割を占めています。大うつ病の患者の5-10%に自殺が起こっていることから考えるとうつ病は命にかかわる病気といえるでしょう。

自殺を考える患者への対応の仕方

ゆっくり話を聞くことが重要
つらい気持ちを共感する (否定は禁物)
病気のせいだときちんと説明する
自殺しないことを約束する
医師に相談する
自殺をにおわせるサインに注意する(消えてしまいたい、自殺をほのめかす発言、準備行動、強いイライラ感、身の回りのものを片づける、別れをつげるような言葉)
 

うつ病・パニック発作:うつ病により自殺する患者が増加しています。

うつ病(メンタルヘルス):うつ病の原因、経過、職場復帰、自殺予防方法、

メンタルヘルス研修会:九州電力でのうつ病研修の内容

不眠症

2011-09-01

不眠症は夜間に就床してるにも関わらず、よく眠ることができずに、日中に眠くなり生活の質の低下がみられます。

 
眠ることができないのか、睡眠の途中で覚醒するのか、早朝に覚醒するのか、または熟眠できないのかなどを確認させていただきます。
実際は眠れていないと訴える患者さんでも眠れていないと感じているだけであり、本当は結構眠れていることが多いようです。
 

一過性の不眠

不眠の訴えは成人一般人口の約2割にみられる。試験や仕事などの心配事や気がかりなことがあると入眠障害、中途覚醒が起こるが、これらは一過性のもので心配ないと考えます。
 

慢性の不眠

不眠を恐れる気持ちが強くなると、就床時刻が近くなると眠れないのではないかという気持ちが強くなり、そのこと自体が、かえって眠りが妨げられるという悪循環となることがあります。いわゆる不眠恐怖症の状態は頻度が高く、生活指導,および不眠のタイプに応じた作用時間の睡眠薬を投与します。
 

生活習慣改善

  • 朝シャワーを浴びる
  • 起床時水分、牛乳などを一杯飲用する。
  • 寝る前にお風呂に入る。
  • 午前中20分ほどの日光浴。
  • 夕方~夜間にかけての運動
 

生活環境を整える

  • 寝具を自分に合ったものにする(枕など)
  • 音、温度、湿度、明るさ等 眠りやすいように
 
 
床の中で過ごす時間がこれを大幅に超えている場合にも種々の不眠が起こる。生活指導,および不眠のタイプに応じた作用時間の睡眠薬を投与します。
 
その他様々な内科的疾患を合併することもあり、採血などをして異常がないか調べます。
 
その他疾患
むずむず脚症候群:成人一般人口の3%。足がむずむずする、下肢を動かさずにいられなくなり眠れない。
 
うつ病  :不眠はうつ病にの症状、うつ状態、やる気が起こらない集中力の低下など
 
不眠が持続、精査のためには睡眠ポリグラフ検査による夜間睡眠の評価が必要になる場合があります。

認知症

2010-05-17

認知症とは、加齢とともに徐々に知能が低下することであり、以前は痴呆といわれていました。脳血管性認知症、、アルツハイマー型認知症、その複合型が多いと考えられています。認知症患者は増加しており、すでに200万人を突破しました。

症状

人格の崩壊(性格ほ変化)
物、人の名前が出てこない
同じことを何度もいったり、聞いたりする
物をなくす

認知症は病気であり、単なる物忘れではありません。認知症は記憶、判断力低下などにより社会生活に支障をきたします。
上記のような症状が頻回に出現した場合病院に受診して下さい。認知症の検査をさせていただき、症状にあった生活指導、内服加療をさせていただきます。

アルツハイマー型認知症

認知症をきたす疾患の中で一番多く、原因は不明です。脳が萎縮して知能低下や人格の崩壊がおこる病気です。
古い記憶は覚えていることが多いですが、最近の出来事を覚えることができません。そのため同じことを何度も何度も聞きかえしたり、置き忘れが多くなります。CTやMRIなどの検査では軽度の脳の萎縮を認めます。

 

脳血管性認知症

脳の血管が詰まったり(脳梗塞)破れる(脳出血)ことによる認知症。脳卒中発作後に、症状が現れたり、段階上に進行することが特徴です。脳血管性認知症は、障害された場所により症状が起こり、まだら状に低下し、記憶障害がひどくても人格や判断力は保たれていることが多いのが特徴です。脳の障害の部位により、麻痺、呂律障害、尿失禁、などの症状が早期からみられることもあります。
不整脈、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病や生活習慣(食生活、運動不足、喫煙など)
を伴うことが多く、生活習慣の改善、及び、合併症の治療も重要となります。

 

認知症は本人に病識がなく、病気であることを受け入れられない患者が多いのが特徴です。
認知症は介護する方が理解していただくことが大事です。

 

 

 

うつ病(躁鬱病)

2010-05-10

最近うつ病、うつ状態の患者が増加している。当院では軽症の鬱病の患者の投薬治療をしています。

うつ病の診断基準 

抑うつ気分または喜びの消失
不眠または過眠
集中力の低下
判断力の低下
自責感
希死念力
体重変化
苛立ち 

 (最初の一項目とそれ以外4つ)
 

治療

薬物療法,精神療法などがあります。

治る病気であること、十分な休息と服薬の必要があること、重大な決定は回復後に行っていただくように説明させていただきます。御家族に対しても精神的支えとなっていただき、励ます行為や無理やり気分転換をはからせることは逆効果です。

薬物療法

軽症・中等症 

1)パキシル (10・20mg) 10-20mg 分1より開始し最大40mgまで増量

2)3)のいずれかを追加することもあり
2)デパス (0.5mg) 3錠 分3
3)ソラナックス (0.4mg) 3錠 分3
 
不眠
マイスリー、レンドルミン、ハルシオン

 

症状が消失した場合には,直ちに投薬をやめるのではなく、そのままの投与量を半年間継続したあと減量します。投薬を中断すると症状が再燃しやすいことが報告されています。

維持期治療

治療を再発を繰り返す場合は、長期間の内服を行います。

躁エピソード DIGFAST

Distractability(注意の転導性の亢進)
Insomnia(不眠)
Grandiosity(誇大妄想)
Flight of idea(空想の高まり)
Activity(行動)
Speech (語り)
Thoughtlessness(思慮不足)

双極性障害は リーマスまたはデパケンが中心

 

下記の症状をチェックしながら診断を進めます
 

うつ症状 M

不眠、倦怠感、集中力低下、判断力低下、自責感、抑うつ気分、喜びの消失、意欲減退、希死年慮、体重減少、いらだち

そうエピソード

ハイテンション、寝る必要なし、いつもの自分と違う、他人より躁状態といわれる、何日つづくか、周期的

不安障害 A

GAD 心配性
PD  パニック発作
OCD 手をあらう、数える、何度も確認
PTCD 
SAD あがり症

精神病症状 P

幻声
考想伝播 考想奪取 考想吹入
被操作的体験
自生思考
気づき亢進
被注察感

専門医コンサルトする場合の基準

希死念慮が強い場合
躁転した時
不眠が持続
家族歴(うつ、自殺、統合失調症)

躁転のポイント

うつ病の治療の中で薬の作用もあり躁状態になることがあります。
下記の症状があれば専門医コンサルトします。

うつからの回復が異常に早い場合
激しく躁病エピソードある場合

自殺について

最近自殺することが増加しています。特にうつ病患者は自殺のリスクが高く、
鬱病の治療のなかで一番重要な点は自殺を防ぐことです。希死念慮がある場合はリスクを評価します。

質問内容

もうあまり希望を感じないですか?
いっそ、いなくなりたいと思いますか?
死んでしまったほうが楽だなと思いますか?

強い希死念慮

死ぬ方法について考えますか?
ずっと死ぬことばかり考えていますか?
実際に死のうとしていますか?

上記のような症状でYESがある場合

家族に観察していただき、よく話を聞かせていただきます。
そのような症状は病気の症状としてあるもので、治療したら必ず改善します。
周りの人を傷つけることになり、自殺しそうになった場合必ず誰かに連絡をとるように指導させていただきます。緊密な経過観察、専門医コンサルト、入院検討させていただきます。

治療

睡眠調整(セロクエルなど)

 

不安 パニック発作

治療

不安症状が起こらないように治療させていただきます。少しずつ症状が改善するよう
下記の薬で調整します。
ソラナックス、デパス
SSRIが重要

ソラナックス(0.4)+βブロッカー(インデラル)
パキシル(2週間おきに増量可能、 MAX 40mg

 

 

うつ病・パニック発作:うつ病により自殺する患者が増加しています。

うつ病(メンタルヘルス):うつ病の原因、経過、職場復帰、自殺予防方法、

メンタルヘルス研修会:九州電力でのうつ病研修の内容

 

 

 

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