脂肪肝

脂肪肝(生活習慣病に伴うもの)

肝臓に多くの脂肪が沈着する病気で、アルコールによるものとアルコールによらないものがあります。生活習慣病の肝病変として、肝硬変への進行や肝細胞癌も起こりうる病気であり、生活習慣の改善と定期的通院、加療が必要です。脂肪肝は肥満、糖尿病、高脂血症など生活習慣病が原因であることが多く、生活習慣の欧米化に伴い脂肪分を含む食事が多くなり、また交通機関が発達し運動する機会が減少し、脂肪肝が増加しています。
診断 肝機能異常があり、ウイルス性肝炎、自己免疫性肝炎などが血液検査で否定され、腹部エコー検査で肝臓に脂肪がたまっている所見があれば診断できます。

治療

1.食事療法・運動療法
ダイエットは非常に重要です。BMI(body mass index)23程度を目標体重に設定し、自分で無理をしない範囲内での持続できる緩やかな減量が、リバウンドを避ける意味でも進めています。食事療法は摂取エネルギーを目標体重当たり1日30kcal/kgにする。運動療法は、最低20分以上持続できる有酸素運動を行う。

2.お薬 
ウルソ(100)3錠 3回に分けて(肝機能異常)

高脂血症合併例
エパデール S(600) 6包 3回に分けて 毎食後
ベザトール(250) 2錠 2回に分けて 朝夕食後
糖尿病合併例
アクトス (15) 1錠  朝
メルビン(250)2錠 2回に分けて  朝夕食後 (インスリン抵抗性改善薬)

 

脂肪肝(アルコール飲んでいない人用)

病態・診断

もともと脂肪肝は予後良好とされていましたが、脂肪肝のうち10-20%は肝硬変や肝細胞癌へ進行する非アルコール性脂肪肝炎(NASH:non-alcoholic steatohepatitis)(ナッシュ)であることがわかりました。そのため脂肪肝は治療を必要とする病気であることが明らかになっています。NASHは脂肪肝をもとに発症し、その治療は脂肪肝と同様です。
脂肪肝でトランスアミナーゼ(AST,ALT)の上昇を認めるのは30%程度で、NASHにもトランスアミナーゼ正常例があります。肝臓がどのくらい悪いかの指標は肝線維化(肝臓が固くなってきている)であり、血小板数低下してきた場合は肝臓が固くなってきたと考えられます。NASHの確定診断には病理所見が必要ですので、疑われる場合は肝生検(肝臓に針を刺して組織をとってくる検査)を勧めています。

治療方針

脂肪肝の治療原則は,多様な原因・病態に合わせた原因の除去です。

 

 

 

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